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まずは、TOUCH POINT BIを知ったきっかけを教えてください。
テレビ番組でTOUCH POINT BIが紹介されているのをたまたま見かけたんです。
当社は成田山に向かう参道沿いに直営店を構えています。「ゑびや大食堂」も参道沿いですよね。同じような立地で売上や来客数を予測して、無駄な人員配置や食品ロスの削減、客層に合った商品開発をしている様子を会長が目の当たりにして、「うちの店でもできるかもしれない」と思ったのが導入のきっかけです。
導入を決めた背景には、通行用カメラを設置して人の流れを把握し、売上拡大につなげたいをという思惑がありました。
TOUCH POINT BI導入前は、どのような課題がありましたか?
まずは、店舗状況を正しく把握することが課題でした。
成田山ヘは年間1000万人、正月三が日に300万人が訪れると言われていますが、実際の正確な人数はわかっていません。来客数については、現場スタッフの感覚値やレジデータで推測していました。
店前通行客数や来客数を把握できていないから、入店率や購買率もわからない…。売上を拡大するために何をどうしたらいいか、手探りの状態でした。
販売管理や分析はどのようにしていましたか?
TOUCH POINT BI導入前は、手書きで日々の売上を管理していました。商品販売数については、酒販店用の販売管理システムに毎日手動でコツコツ入力。
各商品の販売数や売上目標に対する進捗率は可視化できていましたが、TOUCH POINT BIのような、客数や購買率、顧客属性といった細かな機能はなく、あくまで請求書発行や入金確認のためのツールでしたので、分析するには至りませんでした。