Touch Point BIの導入を通じて、日々の煩雑業務を効率化し、社内認識の共通化を図る
Touch Point BIを活用した業務効率化、販促施策改善について、今回は王様の焼肉株式会社の代表取締役 小関様にお話を伺いました。
王様の焼肉株式会社
代表取締役 小関 淳様
▶王様の焼肉のビジョンや事業内容について、簡単に教えてください。
2006年創業。山形という地域に根付いて飲食店を経営しています。アルバイトや社員雇用での地域貢献は当然のこと、外食を通じて少しでも幸せな時間を過ごして頂きたいと、品質の良いお肉をお値打ち価格で提供しています。現在、山形市、天童市、寒河江市に焼肉店を計4店舗展開。今後も、新規業態や新規出店にも意欲的です。
▶Touch Point BIをお知りになったきっかけについて教えてください。
船井総研さんの紹介で知りました。
ー 課 題 ー
▶Touch Point BIを導入する前は、どのような課題がありましたか。
導入前はそもそもPOSからデータを全く取れていませんでした。そのため、今回はデータの取れるスマレジと効率化の図れるTouch Point BIを一から導入しました。日々の作業で課題だったのは、販促効果測定と締め・報告作業ですね。作業内容が多いため、毎日1Hほどかかっていました。
ー 解 決 ー
▶Touch Point BIを導入して4ヶ月、現時点でどのような効果がありましたか。
業務改善のスピード化にはかなりに役に立てています。毎日の販促効果の測定と締め作業が正確になり、また時間をかける必要がなくなりました。また月イチで全社会議を行っていましたが、導入前は各店舗の店長がアナログで資料作成を行っていました。人にもよりますが、資料に2,3H時間かかっていたところもありました。そして、資料の数字に対しても、認識不足が見られる人もいました。Touch Point BI導入後は、会議もこのツールの数字を見て会議を行っているので、資料を作る必要がなくなり、数字の理由付けも全員で同じ認識が持てるようになりました。
▶今ある意味Touch Point BIが社内の共通言語になっているということですか?
はい、そうですね。
▶おー、ありがとうございます!
他には来店顧客の入店時間データに基づき、シフトを組みに少しずつ役立てています。今までは日々の感覚でシフト調整を行っていました。現状もまだそれに近いですが、今後データが一年と溜まってくれれば、より正確なシフト調整をしていきたいと考えています。
また現在では会議のときによく理論原価表を使っています。今まで月イチで確認していた原価情報を、今はいつでも確認できるようになりました。新しい商品を開発する際に、材料の組み合わせを考えるときに日々使用しています。今ですと、夏の商品開発に役立てています。まだできてはないですが、今後は原価の変動によって仕入れの量などを調節していきたいと考えています。
▶テーブル分析機能はどのように使用されていますか?
店長によっては、座敷、テーブル、堀炬燵での滞在率・それに伴う単価の比較で使っています。店のリニューアル時などに特に役に立つのではないかと考えています。
ー 展 望 ー
▶今後の展望を教えてください。
数字が見えてくると仕事の面白みが違うと思っています。そのおかげで、最近は熱心なスタッフが増えてきていると感じています。将来的な着地点は、ゑびや大食堂でやられている来客予測による仕入れ量、仕込み量の調整、そして働き方の改革も含め、効率的に進めていきたいなと思っています。
▶本日はどうもありがとうございました。