01
TOUCH POINT BI に出会う前のお困りごとや課題をお聞かせください。
まずは、人件費をコントロールできなくなったことです。
それまで好調だった業績がコロナにより状況が一変し、適切な人員配置やシフト作成が難しくなりました。スタッフを多く配置した日にお客さまが少ない、逆にスタッフが少ない日に来客数が多く断らざるを得ないなど、機会損失になることが多々ありました。当店の焼肉は原価率がかなり高いので、人件費をコントロールできないと経営環境が厳しくなります。
あとは、食材ロスです。
当店はメニュー数がとても多いので、もともと食材ロスが起こりやすいんですが、そこにコロナの影響も相まって、欠品とロスが頻繁に起こっている状況でした。
こうした人件費や食材ロスの問題については、外部環境を把握できていないことに起因していると思っています。
というのも、私たちは飲食店向けにコンサル事業を行っている関係から、駅前で飲食店を経営しているクライアント先の数字をすべて把握しています。それらの数字を見て気づいたことですが、当店も含めほとんどのお店の売上が、駅前の人出に影響を受けているんです。ある店舗だけが突出して良いことはあまりないんですね。
結局は、外部環境を把握して予測ができないと、課題解決は難しい…。だからこそ、EBILABさんのセミナーを聴いて「これは導入するしかない」って思ったんです。
このほか、既存システムを使いこなせていないことも課題のひとつでした。
どんなお客さまが来店し、どんなものを食べているか、POSデータを見れば把握できたんですが、システムにログインしてデータを出すまでの手間が煩雑で面倒…。分析するまでに至らず、単なる日報の役割でしかありませんでした。